この手の本は、これまでもたくさん出版され、ベストセラーになることもめずらしくありません。みんなお金は大好きですし、どれだけあっても困るものではありません。
かつて、「さお竹屋はなぜ潰れないのか？」という本がベストセラーになったことがあります。理由は、さお竹売りは、金物屋さんの副業だからというものでした。この本がきっかけで、「副業」というもうひとつの財布がの日本でも意識されるようになりましたが、当時は根付いたり、普及するというレベルにまではいきませんでした。
しかし、コロナ禍のなかで、「副業」に対する意識は以前よりも高まり、また会社も推奨するところが現れたりと、副業文化が根付いたり、普及する環境は整いつつあります。
ただし、副業は決して簡単なものではありません。本業を活かせる副業を運よく見つけることができればそれなりの収入が期待できるかもしれませんが、多くの人にとって、副業での収入は微々たるものにとどまりがちです。
この本を含め、どの本も書いてあることは正しいし、うまくやればそれなりの収入を得ることも可能でしょう。
問題は、副業は始めてすぐに結果が出るものは少なく、ある程度、継続的に努力し続ける忍耐力・持久力が必要だということです。
副業に関する本を読むのはいいのですが、実践しなければ始まりませんし、始めても続けなければ結果はでません。
この手の本を読むのは、モチベーションを維持し、副業をいまは結果が出なくてもあきらめず継続するため、と思えば有意義な読書になると思います。
「継続は力なり」というのは、副業の鉄則だと思います。副業に取り組むこと自体が、気づかないうちに、力になっています。すでに副業を始めている人、これから始めようとしている人、継続してがんばっていきましょう。
この本は、お金の教養チャンネル「リベ大」を運営されてる方が執筆されており、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う、一生お金に困らない「5つの力」が身につくと宣伝されており、現在、ベストセラーになっています。副業に興味があれば、ご一読を検討してみてください。
コメント